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【カレッジを終えて】夏休みが終わった! | たかだふみこ

2020年12月28日(月)

隣を歩いていた人が肩をすくめて、
「冬がちゃんと仕事をしているね」とつぶやく。
そんな底冷えのする12月に、
「夏休みが終わった!」
「夏休みの宿題、何とか間に合った!」
と、『夏休み』の言葉が飛び交う生本カレッジ(仮称)(最後まで仮称も取れず(^.^))。

 

12月、ついに長かった「夏休み」が終わりました。
日々の中でおぼえる違和感や好奇心を「大人の自由研究」としてまとめることをテーマに集まったこのカレッジ。何をやっても、表現方法も自由。その自由さゆえに、メンバー全員なかなか研究が進まず、いつも集まっては、「何をやってもいいんだから、映像でやったら?」「音楽とか絵本にしてもいいよね」と話しはいつも楽しい発想に。

 

でも、さすがに宿題提出締め切り日(12月1日)の2か月くらい前になると、みんなの顔も引き締まってきました。宿題の提出は1日の0時までにFacebookグループに添付して投稿すること。
私は、0時少し前からスマホから目が離せません。
「あれ?〇〇さんはまだアップしていないよ!」
「△△さんは間に合うのかなあ」
「あ、アップされた!」
「あと二人!!」とハラハラ、ドキドキ、にやにや。
でも、後でそんなおかしなことをしていたのは、私だけではなかったことを知った時、このメンバーのつながりを改めて感じていました。
集まっても熱く語るでもなく、特にお互いに強い関心を持ち合うわけでもなく。
けれど、私にはいつもメンバーの心の静かな部分に、お互いの信頼と人としてのやさしさが秘められていたことを感じていました。何度心の中で「みんな優しいなあ♡」と叫んでいたことか。

 

12月3日、10日と二日間に渡り行われた発表は、内容も表現方法もすべて私の想像を超えた素晴らしいものでした。一人30分の発表時間ではとても足りず、もっと聞きたい、質問をしたい、意見を交わしたいという思いは、発表が終わった二日後にまたほぼ全員集まって長時間語り合う時間をもつことに。その成果は、生本カレッジ以外の方にもぜひ聞いてもらいたいと思います。

 

研究が終わってメンバーが口々に言っていたことは、「研究を進めているうちに、次にやりたいことが出てきた」「学ぶことを続けたい」「大変だったけど楽しかった!」
この思いを消さないためにも、このカレッジ、どんな形になるかわかりませんが、続けていきたいと思っています。

 

ちなみに、私がやったテーマは、中野から立川までの中央線の各駅と国分寺(駅)を対象に、歩き回って集めたたくさんの画像を使用して『国分寺の小ネタ集』としてまとめること。きっと、「遊びやユーモアを忘れずに」の趣旨に一番忠実に楽しみながらやったのは私だと思います(^.^)。

 

最後に、学ぶこと、自分の思っていたことを形にすることの楽しさに気付かせてくださった影山さん、生本さん、本当にありがとうございました。

 

「夏休み」が終わっても、また次の「夏休み」が始まります!

 

ついでに。
私、本当の夏休みの宿題は、最終日ではなく、最初の日にやってあとは遊ぶタイプです。

 

 

国分寺の坂と階段