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野菜学部(にしこくベジーズ)1回表が行われました!

2020年7月17日(金)

にしこくベジーズ第2回目
(1回表)が7/11(土)に開催されました。
 
今回は国分寺で代々農業を営まれている
「榎戸農園」にお邪魔し、トウモロコシの収穫
と夏野菜の見学を行いました。
 

 
榎戸秀晃さんでなんと11代目だそうです!
1代で約30年と言われていますから
遡ると…江戸時代中期?!
代々続く伝統ある農家さんなのです。
 

さて、今回は夏野菜の代表
「トウモロコシ」が主役なわけですが、
日本では北海道開拓の際に広まったのだとか。
 
今回榎戸農園で収穫したのは
強い甘みが特徴の「ゆめのコーン」。
黄色と白色の粒が混ざった
バイカラーという品種です。
早速榎戸さんの後へ付いていくと
太陽に向かってたくましく伸びている
トウモロコシ畑に到着。
男性でもすっぽり隠れるほどの背丈でした。
 

 
(長年夢だったトウモロコシ畑で
かくれんぼが出来ました♪)
 
採れ頃のトウモロコシは力を入れずとも
簡単に収穫することが出来ました。
プロの榎戸さんはなんと収穫する際の
“音”や“さわり心地”だけで収穫のベストな
タイミングが分かるのだそうです。
(熟練の勘はすごいですね…)
 
「野菜も人間と同じなんです。」
 
榎戸さんは常時、肥料や水、光などに気を配り
なるべくストレスを外してあげるように
栽培しているそうです。
確かに人間もストレスがあれば
健康でいられないですよね…
なんだか野菜が身近な友達のような
存在に見えてきました。
 
今年は無事に収穫ができましたが、
去年は1万本の苗木を植えて
出荷できたのは、なんとたったの100本…。
雹(ひょう)の影響で、多くのトウモロコシが
被害にあってしまいました。
自然という予測不可能なものを
相手にする厳しい世界だと感じました。
 

収穫後は採れたてのトウモロコシを
炭火焼きでいただきました!
 

 
食べた瞬間、トウモロコシのみずみずしさと
甘みに仰天…!
採れたてのお野菜はこんなにも
美味しいのかと初めて知りました。
榎戸さんは常に
 
「どうやったら今より美味しくなるのか
どうやったら好きになってもらえるか」
 
ということ問い続けながらお仕事
をされているようで、
愛情と情熱をたっぷり注いだ野菜を多くの
お客さんに届けたいという想いが
ひしひしと伝わってきました。
 
普段当たり前のように口にしている
野菜ですが、野菜1つ1つにストーリー
があり、生産者さんの存在があり、
それで美味しく食べることが出来る
自分の体があると思うと、
なんだか感謝の気持ちでいっぱいになりますね。
 
「本気でやったことは裏切らない。」
 
榎戸さんの言葉や農業に対する探究心は
とてもかっこよく、尊敬の念を抱きました。
何より農業を心から楽しんでいる
榎戸さんの姿がとても印象的でした。
 
にしこくベジーズ1回表
学びのある会になりました。
 
(西国分寺のしゅんかしゅんかで
榎戸さんの美味しいトウモロコシが
購入できるそうです。ぜひチェック
してみてください♪)