育つ、学びの森 クルミド大学

おしらせ

新しい「大学」をはじめます。

参考にしたのはその起源です。
今に連なるものとしては世界最古の「大学」とされるイタリア、ボローニャ大学。そこには、現在の大学であればあって当然とされる2つのものがなかったといわれています。

1つは、キャンパス。1つは、教授陣。
なぜなら、それが「学びたい人」によって組織化された大学だったからです。

それぞれが、それぞれの学びに適した場所を選びながら、教えを請いたい人に声をかけながら、自然と学びの場が形成されていったのです。

さまざまな「カレッジ」

クルミド大学では、学びたい人たちが「カレッジ」を形成します。そこには「先生」はいません。ただ、カレッジマスター(学頭)と呼ばれる人がいて、その人自身が向き合ってきたテーマが紹介され、共に学ぶ人を募ります。カレッジマスターは学びの先導者であり、学ぶことをやめない人です。

カレッジには、いろんな色があります。

ハードコアなものからのんびりしたもの、アウトドアなものからインドアなもの、頭を動かすものから手や体を動かすものまであります。期間が短いものも、長いものもあります。ひとまず限られた数でスタートしますが、自然と多様な学びを受け止められる受け皿が増えていくといいなと思っています。

ときには、カレッジ対抗駅伝やカレッジ対抗ボウリング大会など企画できるといいですし、年度末には全カレッジが参加しての「学術発表会」も開催する予定です。

どのカレッジにも、決まった「カリキュラム」はありません。

毎回毎回、集まるメンバーによって、そのときの状況によって、求める学びの形が変わるからです。

一つ学べば、また次の学びへの興味が枝を伸ばし、その方角は最初から予期できるものではありません。またメンバー相互の関係が、それぞれの学びに影響を与えもするでしょう。そのようにして、いわば「学びの木」であり「学びの森」が形成されていくわけです。

教わりたい人は来ないでください。自ら能動的にそれを獲得しようとする人の手にだけ、学びは手に入ります。
そして、その学びの過程に実践があることは必須です。机の上で、本を読むことで学べることには限りがあります。必ず、それぞれが当事者となっての実践があることで、全身で考え、全身で学ぶことになります。

キャンパスは、国分寺の「まち」です。

ひとまず、第1キャンパスはクルミドコーヒー、第2キャンパスは胡桃堂喫茶店としますが、現在、まちの仲間たちも、場所提供に少しずつ手を挙げてくださっています。もちろん公園や畑、あるいは道だって十分キャンパスになるでしょう。
それぞれの学びにふさわしい環境を考え、自由に、神出鬼没に、学びの場を育てられるといいなと思います。

「大学はどこにありますか?」
「大学はこのまちにあります」
いつかこのまちが、いきいきと学ぶ人にあふれたまちとなることを夢見て。

ようこそ、クルミド大学へ。

影山知明(クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主)

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