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「植物が育つように、いのちの形をした経済・社会をつくる」を、先人たちの知恵を通じて考える。

ゆっくり、いそぐ読書会2022 ~自然×いのち×経済~

こんにちは。
クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主の影山です。

 

前著『続・ゆっくり、いそげ』の発刊から、3年半が経ちました。
「デモテープのような本」── 完成形ではなく、まだ粗削りな状態で一旦世に出し、読んでくださった方からのレスポンスを受け止め、その先の完成を共に目指すという前代未聞の出版形態……(第6章、第7章にいたっては目次だけという……)。「中途半端なものを出すな」とお叱りを受けるかとドキドキしながらでしたが、実際にはこの間、メール、書き込まれた本、イベント時のコメント等の形で、本当に多くの方々からあたたかい反応をいただくことができました。改めまして心をお寄せくださったお一人お一人に、心からの感謝と御礼を申し上げます(また、十分なお返事ができておらず申し訳ありません)。

 

いよいよ、完成に向けて動こうと思います。
(もちろん「永遠の未完成、これ完成なり(宮沢賢治)」の言葉もある通り、向き合う問題意識に本当の意味での「完成」はないとは思いますが、一旦の形として、本格的に世の風にさらすタイミングがきたと感じています)

 

ただ、その仕上げに向けては、どうしても向き合いたい知の先人たちがいます。名前を挙げ始めればキリがありませんが、ひとまず4人。二宮尊徳、ゲーテ、ダーウィン、シルビオ・ゲゼル。「植物が育つように、いのちの形をした経済・社会をつくる」をテーマとする本の完成に向け、「自然とは?」「いのちとは?」「(真の)経済とは?」について多大なインスピレーションを与えてくれるであろう、いずれも外せない知の巨人たち。
そこで、彼らの知的業績を追い、迫りつつ、今を生きるぼくらなりに受け止め直していくような読書会を開催したいと思いました。

 

もっともここまでの導入にも表れている通り、これはとても個人的な投げかけではあり、そんなの一人でやれよという声も聞こえてきそうです。でもひょっとしたら、この道のりを一緒に楽しんでくれる人もいるかもしれないとも思い、この場に呼びかけさせていただきます次第ですm(_)m

 

「ゆっくり、いそげ」。あるいは、「一つ一つのいのちが大切にされる社会」を実現すること。
フィールドや使う言葉、やり方は違えど、多くの部分で思いを同じくする仲間が全国にいることを、昨年秋の旅(#ゆっくりいそげの旅)で知りました。
今のやり方の先に未来は感じられない。でも、じゃあどうすれば……? そんな時代の閉塞感に風穴を空け、「もう一つの社会」に向けての明るい展望を示す、小さくとも力強い、そして具体的なアクションの数々。そしてそれらを担う、これからのリーダーたち。そうした全国の仲間たちが出会い、刺激し合い、切磋琢磨し合う<場>をつくれたら……。この読書会が、その一つの機会にもなったならと思ったのです。

 

求めたいのは「実践の知」です。研究や評論、議論のための議論には興味がありません。
先人を、(もちろん心からの最大限のリスペクトをした上で、ですが)崇めたてまつるのではなく、きちんと対峙し、自分を発揮し、取っ組み合う中からその先の実践へとつながる<知>をつかみ取る。そしてその知を知としてとどめず、具体化し、体現し、その体験をもってまたも先人と対峙し直す。そうした不断の知的格闘の先にようやく、未来を拓く普遍的な真理は見えてくるだろうと思うのです。
その過程はもとより半年とか、そういう単位の期間に収まるものではありませんが、まずはここから。この読書会を通じて、自分なりにもその姿勢を示せたらと思っています。

 

先人たちとの番勝負。
もちろん勝ち負けではありませんが、心持ちとして。
一緒に立ち会っていただけます方、もしいらっしゃいましたら、是非。

 

<開催形式>

・読書会は、全国からもご参加いただけるよう、ZoomやYouTube等のオンラインツールを用いて開催します。
・月に1人ずつ人物を定めて、探究し、対峙します。
(「第一の月」は【出発】の月として、この場の共通言語を育むため、2冊の本を読みます。「第六の月」は参加メンバーの投票で人物を選びます)
・人物1人につき最低1冊、共通の課題図書を定めます。それ以外にも、関連する書籍を自由に読み深めることを推奨します。
・月に2回、読書会を開催します。1回目は「予備戦」、もう2回目は「本戦」です(呼び名、考えたいです)。
・「本戦」の冒頭では、影山より30分程度、「その人物をどう読むか、どう対峙するか」についてお話をします。

 

・参加者は、「リングイン」メンバーと「リングサイド」メンバーに分かれます。前者は、影山と一緒にその人物/本にまつわる討議に参加します(予備戦+本戦)。後者はその様子に立ち会い、チャットやコメントの形で参加します。
・参加者は誰もが一度は、どこかの月で「リングイン」する必要があります。自分の興味ある人物をお選びください。
・毎月の「リングイン」メンバーは最大20名とします。全体で6か月あるので、参加者数は最大120名になります(もっともそんなには参加者が集まらないと思われますので、その場合は複数月、リングインしてくださる方を募ります)。
・「リングイン」メンバーは、課題図書は必ず読み、またそれぞれに+1冊程度は、その人物に関する書籍を読むことを推奨されます。そして、自分なりの考えをもって読書会に「リングイン」することが求められます。

 

・リアルタイムで参加できない方のために、読書会の様子は録画し、参加者はいつでも見られるようにします。
・月に2回の読書会と並行して、コミュニケーションツールdiscordを用い、日常的なやり取りを行います。
・読んでいく過程での気付きや疑問の共有が、読書会本番の時間をより深いものにしてくれると思います。また共に読む人がいるのを感じられることは、大きな励みになるだろうと思います。
・参加者のプロフィールページを作成し、相互に閲覧できるようにします。
・その他、スピンオフイベントや部活動など、この場をいかしての活発なやり取りが起こっていったらいいなと思います(地域別のオフ会、関連する映画の同時視聴会、その人物に深く関係する他の人物について学ぶ会など)

 


長くなってしまいました。

 

途中、レスラーとしての血が騒ぎ、熱くなってしまいましたが、基本、楽しくやれたらと思っています(笑)

「一つ一つのいのちが大切にされる社会」に向けての、おだやかで幸せな「革命(のようなもの)」は、自律分散的に起こっていくだろうと思います。それぞれがそれぞれのフィールドで、それぞれのやり方で。ただそれらをつなぐ「共通言語」のようなものがあったなら、それはいわば<地下茎>となって、地域と地域、人と人とをつないでいくことでしょう。

 

何よりもぼくら自身がその道行きを楽しんで、味わって。
共に、まいりましょう。

 

◎呼びかけ人
—–
影山知明、根津健太、鈴木弘樹、佐々木将人、小島理絵(順不同)

 
 

▼ 2月13日に開催されました説明会の様子はこちらから
 「見るとおでんが食べたくなる」と評判です(?)・・・
 

 
▼ 読書会の最初に使う3冊をセットで購入されたい方へ
【 ゆっくり、いそぐ読書会 2022 】スターティング・セット(3冊)
https://festina-lente.stores.jp/items/61f518a6110dda46875feb4d
 
▼【関連動画】
『ゆっくり、いそげ』のこれまでとこれから(2021年9月20日)
#ゆっくりいそげの旅 最終報告(2021年12月6日)
影山さん、読書会やるってよ。〜 自然 × いのち × 経済 〜(2022年2月3日)
 
▼【第六の月:X】の候補例
ピエール・プルードン(1809-65)、ニーチェ(1844-1900)、今西錦司(1902-92)、イヴァン・イリイチ(1926-2002)、ミヒャエル・エンデ(1929-1995)、アントニオ・ネグリ(1933-)、アマルティア・セン(1933-)、エイドリアン・ベジャン(1948-)
 
▼ 3年半前に書いていた、第6章、第7章の目次案
 
<第6章> 自然界の法則に学ぶ話

・ダーウィンの進化論と樹形図
・経済学に生物学的な方法論を導入する
・突然変異
・なるようになる
・洋の東と西
・死こそが最高の創造
・楕円構造で二項対立を超える
 
<第7章> 続・ゆっくり、いそげ

・『ゆっくり、いそげ』から三年半
・アダム・スミスの『国富論』『道徳感情論』
・経済学と経営学は書き換わるか
・人工知能(AI)とどう付き合うか
・小さな民主主義
・言葉を武器としてでなく、楽器として使い合おう
・不逞の気魄「あなたが法隆寺になればいい」
・資本主義のこれから
・『モモ』のラストシーン
・パイオニアツリー

 

「植物が育つように、いのちの形をした経済・社会をつくる」を、先人たちの知恵を通じて考える。

概要

名称ゆっくり、いそぐ読書会 2022 ~自然×いのち×経済~
テーマ「植物が育つように、いのちの形をした経済・社会をつくる」を、先人たちの知恵を通じて考える。
カレッジマスター影山 知明
アシスタント根津 健太
開催時期2022年2月~9月
開催回数13回+α
曜日・時間日曜9:00~12:00を原則とする ※日本時間
メインキャンパス

・読書会は、全国からご参加をいただけるよう、ZoomやYouTubeを用いてのオンライン開催とします。
・また、日常的なやり取り用に、コミュニケーションツールdiscordを活用します。
・随時、オフラインでも顔合わせをできる機会を設けられたらと思います。

参加費

35,000円(税込)
※ただし、2021年秋の「#ゆっくりいそげの旅」において、各地でかげやまの受け入れをしてくださった方々は、感謝の気持ちを込めて、半額の17,500円とさせていただきますm(_)m
※本参加費に書籍代は含まれません。図書館の活用を含め、それぞれに書籍の入手をお願いします。

定員120名
最少催行人数12名
応募〆切2022年2月14日(月)24時
選考

エントリーフォームの内容に基づき、カレッジマスターにおいて選考を行います。
※定員内であっても、お申込みをお断りする場合があります。

選考結果の通知

2022年2月15日(火)24時までにメールでご連絡します。

振込期限2022年2月22日(火)18時
特徴

・月ごとに1人の「知の先人」を探求し、対峙します。
・月に2回の読書会を開催します。
・参加者は、「リングイン」or「リングサイド」の形で、読書会に参加します。
・誰もが期間中一度は「リングイン」する必要があります。
・リアルタイムで参加できない方のために、読書会の様子は録画し、参加者はいつでも見られるようにします。
・読書会以外にも、活発なスピンオフイベントや部活動が起こるといいなと思います。

・本読書会は「研究」を目的としていません。それぞれのフィールド、それぞれのやり方で構いませんので、具体的な「実践」へと結びつけていただけることを望みます。

日程
(予定)

第一の月:【出発】
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第1回 3/6(日) 『人新世の「資本論」』を読む
第2回 3/20(日) 『福岡伸一、西田哲学を読む』を読む

第二の月:【二宮尊徳】『二宮翁夜話』を中心に
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第3回 4/3(日)
第4回 4/17(日)

第三の月:【ゲーテ】『自然と象徴 ── 自然科学論集』を中心に
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第5回 5/1(日)
第6回 5/15(日)

第四の月:【ダーウィン】『種の起源』を中心に
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第7回 6/5(日)
第8回 6/19(日)

第五の月:【シルビオ・ゲゼル】『シルビオ・ゲゼル入門』を中心に
(本当は『自然的経済秩序』を読みたいのだけど…)
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第9回 7/10(日)
第10回 7/24(日)

第六の月:【X】※みなの推薦・投票で決めます。
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第11回 8/7(日)
第12回 8/21(日)

第七の月:【まとめ、そしてその先へ】
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第13回 9/4(日)


(※日程は変更される可能性があります)

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