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八百屋と一緒に野菜を学び、野菜を通じてまちを考える。

クルミド大学野菜学部 ─にしこくベジーズ─

 

4番、ピッチャー、大根・・・♪
クルミド大学野菜学部──「にしこくベジーズ」へようこそ。

 

「おいしい野菜の見分け方」
「野菜って自分でもつくれるの?」
「野菜を究極おいしく食べたい!」

 

といったテーマはもちろんですが

 

「有機野菜って結局、どういうこと?」
「野菜や畑を通じて、まちのつながりをつくれないか」
「都市農業の可能性」
「農業や畑をめぐる法律の最近の動き」
「八百屋や農家ってビジネス的にどうなの?」
「食料自給率の高め方」
「廃棄野菜やフードロスの現状を知りたい」
「野菜でバイオマス発電?」

 

などなど。

 

野菜って、日々接することのない日はないくらい、我々にとって身近な存在でありながら
実はまちのこと、社会のことを考えるまたとない入口でもあります。

 

国立、国分寺、立川を拠点として「まちなか農業流通モデル」を実践するしゅんかしゅんか(株式会社エマリコくにたち http://www.emalico.com/)の代表、菱沼勇介さんを水先案内人にお迎えして、野菜のこと、野菜を通じて見えるこのまちのこと、一緒に考える新しい学びの場を始めます。

 

学びのテーマは、それぞれが持ち寄ります。ですので、参加メンバーの数だけテーマの広がりが生まれることになります。それらは「野菜」というキーワードを通じてお互いにつながり、それぞれの学びに相互にいい刺激を与えるものになるはずです。
その上で、<畑でのフィールドワーク>→<屋内での討議>→<簡単なレポート>を毎月のサイクルとし、およそ1年かけて、それぞれのテーマを心と体と頭とで深めていきます。

 

また、にしこくベジーズには毎月、「教材野菜」があります。カレッジメンバーにはその現物をお渡しします。「教材野菜」は下記を予定しています。

 

7月 とうもろこし(榎戸農園
8月 ブルーベリー(ブルーベリーガーデンHIRANO
9月 サラダ(葉物)野菜
10月 里芋
11月 大根
12月 (冬休み)
1月 秋じゃが
2月 東京うど
3月 いちご
4月 トマト
*野菜の種類は、変更される場合があります。
*農園情報は、随時追加してまいります。
*教材野菜の費用は、参加費に含まれます。

 

ちょっと野球の打順みたいですね。
現物の野菜にじっくり触れること、畑に入ること、生産者に会うことは、学びに手ごたえ、実感を与えてくれることになるでしょう。1年を通じて畑に通うことで、季節の巡りを肌身で感じることもできるようにもなるはずです。

 

そしてこれらの学びの舞台となるのが、「にしこく」です。西国分寺駅に由来しそう呼ばれるこのエリアは、何もないがゆえに、いけてないがゆえに、未来に向けてあらゆる可能性をも秘めているという魅力的な土地です。この地に根ざして開催される本カレッジだからこそ、その学びは学びにとどまらず、この地にある人々や生活とリアルに接続し、具体的なアクションとなってまちに還元されていくことだってあるだろうと思うのです。

 

「他者のために学ぶ」──クルミド大学を通じてしばしば語られるこの姿勢を共有してくださるあなたであれば、その学びは「お勉強」の域を飛び出し、まちを、社会を、あなたにとっての大事な人を、元気にできるものにさえなるかもしれません。

 

さあ、シーズン開幕です。
あなたの背番号、空けてお待ちしています。

 


カレッジマスターより


株式会社エマリコくにたち
代表取締役 菱沼勇介

 

畑とは発見だ、と思う。
「オクラって上向きになっているのか!」
「曲がったキュウリと曲がってないキュウリ、味は変わらないというのは都市伝説」
「ジャガイモの花の色が赤いと、根っこも赤い。つーか、あの食べるところはじつは根っこじゃないんだけど」
「ウドの栽培って、なんで地下室でやるの?」
いろんな不思議がそこここにある。畑とはそういう場所。

 

野菜や果物って、スーパーにはいつでもたくさん並んでいて、まったく食べない日はない。
でも、あまりの何気なさに、むしろ知らないことがいっぱいある。ワクワクする不思議が隠れている。

 

不思議といえば、農家さんって不思議。というか、変。
自然っていう、よく分からないものを相手にしている仕事をしている。
日々環境が変わって、たとえば去年は梅雨がとっても長かった。なのに、いつも美味しいものを作っている。それだけで結構ハテナ、変なのである。
まあ、大手企業をやめて、地元野菜の八百屋をやっている私も変わり者だってことは、ちょっとは自覚しているんだけど。(同じく、西国分寺で喫茶店を始めた変わり者もいるというウワサもある)

 

で、話が変わるようだけど、そうした変わり者がたくさんいる、そういう街の方が豊かなんだろうなって思う。いや、「豊か」だなんてよく分からない言葉は脇においといて、シンプルに楽しい、そう思うわけ。
農家さんも十人十色だから、それぞれの個性が作物に反映される。それが楽しい。
個性のある喫茶店があって八百屋があって、カレー屋さんがあって居酒屋さんがある。それが楽しい。
国分寺の街にもいろんな人が住んでいるけど、その個性を隠さずに生きていけたら、理想論かもしれないけど、素敵なことだ。

 

個人的な話をすると、地元野菜の八百屋「にしこくマルシェ しゅんかしゅんか」は今年で8年になります。国立と立川にもお店があります。
あまりに忙しくやってきて、最近、ちゃんと畑に行けていなかったんです。反省。
だって、畑に行かないと、この商売、楽しくないんですよ。
今回の「クルミド大学野菜学部 ─にしこくベジーズ─」は、私にとっても学び直しの機会だと思っています。

 

畑の不思議、畑の楽しさを、もっと発見したい。
ぜひお付き合いしていただけたら、嬉しいです。

八百屋と一緒に野菜を学び、野菜を通じてまちを考える。

概要

名称クルミド大学野菜学部
─にしこくベジーズ─
テーマ八百屋と一緒に野菜を学び、野菜を通じてまちを考える。
カレッジマスター菱沼勇介(株式会社エマリコくにたち 代表取締役)
サブカレッジマスター影山知明(クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主)
アシスタント細谷萌菜
開催時期2020年6月~2021年5月
開催回数22回程度
曜日・時間毎月、第1+第3土曜日午前中を原則とします。
メインキャンパス

屋内:クルミドコーヒー、胡桃堂喫茶店、くにたち村酒場など

屋外:国分寺市界隈の農家さんの畑など

卒業資格自分自身のテーマについての7,000字以上のレポート
参加費

83,100円(税込) やさい…

※分割払い応相談

定員15名
最少催行人数5名
応募〆切2020年6月24日(水)24時
選考

万が一、申込者数が定員を上回った場合は、エントリーフォームの内容に基づき、カレッジマスターとサブカレッジマスターにおいて選考を行います。また定員内であっても、お申込みをお断りする場合があります。

選考結果の通知

20196月25日(木)24時までにメールでご連絡します。

振込期限2020年7月2日(木)18時
特徴

・毎月、「教材」となる野菜をお渡します。

・にしこく界隈の農家さんの畑を、毎月訪ねます。

・八百屋店主、カフェ店主とともに学びます。

・参加者特典

 -在学中、にしこくマルシェでのお買い物が10%オフ

 -ウェルカムぶんじとして 1,000ぶんじ贈呈

 -メンバー共通の「教科書」として『新・野菜の便利帳 おいしい編』をお渡しします

facebook を使用できることを条件とします。

 (日々のやりとりに用います)

日程
(予定)

1回 7/4(土) *入学式

2回 7/11(土)

3回 7/25(土)

4回 8/8(土)

5回 8/22(土)

6回 9/5(土)

7回 9/19(土)

第8回 9/20(日) *インターカレッジ

第9回 10/3(土)

第10回 10/17(土)

11回 11/7(土)

12回 11/21(土)

13回 1/9(土)

14回 1/23(土)

15回 2/6(土)

16回 2/20(土)

17回 3/6(土)

18回 3/20(土)

19回 4/3(土)

第20回 4/17(土)

21回 5/8(土) *レポート発表

22回 5/22(土) *レポート発表

(※日程は、参加メンバー決定後、最終調整いたします。)


(※日程は変更される可能性があります)

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