いきなりですが、みなさんは今の「お金」を前提とした世の中ってずっと続いていくと思いますか?
または、続いていってほしいと思いますか?
僕は、けっこうな高い確率で今のお金の世の中は続かないと直感している人間です。
またそもそも、今の世の中が今のまま続いていってほしいとは、なんか思えないんです。
じゃあこうなればいいという現実的かつ、具体的なイメージがあるわけではありません。
ただ、お金やシステムに依存しすぎているのはおかしいというか不自然というか、そんな風に思っています。
本当にお金のために働かないと生きていけないのか?(生きていってはいけないのか?)
本当にお金がないと生きていけないのか?(生きていってはいけないのか?)
色んなものやことが便利になって、色んなシステムや技術の助けを借りられるようになった反面、自分を含めて人間は、もともと持っていたはずの人間としての力を、失ってきてしまっているのではないかと思うのです。
多くの人にとって食べ物はお金で「消費する」ものであり、自分で「生産する」ものではなくなっています。
電気、ガス、水も、普段当たり前に使っていますが、災害が起きて止まるようなことだってあるわけです。
お金に頼れなくなったら?、インフラが止まったら?
実際にそうならないにしても、そうなると見立てたときの「生きる力」を養っていきたいと考えています。
完全な自給自足は、すべてを自分でやらなければいけないし、やることは無限にあって大変極まりないと思っています。物々交換のみの経済で、原始的な生き方に今から回帰するのも現実的でないと思います。
1人での自給自足はしんどい。つらい。楽しくない。幸せは分かち合うからこそ幸せ。 と僕は思う。
そして誰も、1人で生きているわけじゃないし、1人で生きてはいけないから助け合うものだと思う。
さらに国分寺は、西の端とはいえ日本の現在の首都である東京都内。それなりに都市であり、自給自足しようにも、地方とは条件が違う。
そこで僕は、自給自足を「皆給皆足(かいきゅうかいそく)」にしてはどうかと思ったのです。
自分だけではしんどいから、皆で力を合わせて、持ちよって取り組む。
食べ物を、着る物を、エネルギーを、道具を、建物を。技術を、知恵を。
その「皆」の規模がどれくらいかというと、まずは国分寺で、9~15人くらいの僕と同じような思いを持ってくださる仲間たちと、一緒にスタートしてみたいと思っています。
その小さな取り組みが、普遍的なものとなる可能性もゼロではないと思います。
最後に、僕は人間の力を取り戻したいんだと思うんです。AIに負けないものを大事にしていきたい。
誤解を恐れずに言えば、「人と自然と神々が共存できる世界」になればいいと思っています。
人間が、人間だけでなく人間以外の「いのち」への思いやりを、目には見えないものへの想像力をもっと持ててゆけたら、この星は未来に残っていくんじゃないかなと思います。
話が飛躍しましたが、ミクロとマクロはつながっていると思っています。
国分寺という街を舞台に共に学び、小さくも実践してみる。
お金がなくても安心して生きていける世の中を一緒に目指してみませんか?
そんな同志に巡り逢えたら嬉しく思います。
名称 | 百しょうカレッジ *「しょう」は「皆」に「生」。造語です |
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テーマ | お金に頼らずに生きる力を国分寺で養う。チームで皆給皆足、都市での半自給を目指す。 |
カレッジマスター | 坂本浩史朗 |
開催時期 | 2020年2月〜2020年12月 |
開催回数 | 11回~(月に最低1回は、集まります。その他屋内外で、不定期に開催) |
曜日・時間 | 月例会は、土曜9:00~11:00を原則とする |
メインキャンパス | ・胡桃堂喫茶店、クルミドコーヒー等(屋内) ・ほんだ自然農園、武蔵国分寺公園、武蔵国分寺公園跡等(屋外) |
卒業資格 | 『自分「だけ」でゼロから育てたお米の玄米の持ちより』(バケツ稲可。品種問わず。1粒でも可。育てる場所の相談等可) |
参加費 | 88,000円(税込) ※ぶんじでの支払い可 |
定員 | 15名 |
最少催行人数 | 9名 |
応募〆切 | 2020年2月17日(月)24時 |
選考 | 万が一、申込者数が定員を上回った場合は、エントリーフォームの内容に基づき、カレッジマスターにおいて選考を行います。また定員内であっても、お申込みをお断りする場合があります。 |
選考結果の通知 | 2020年2月18日(火)24時までにメールでご連絡します。 |
特徴 | ・農作物を育てられる畑のご用意
(カレッジ参加者全員分で、1m×18mの畝を最低7畝)
・カレッジのフィナーレとして、それぞれがつくったお米を混ぜ込んでの お餅つきを実施します!
・参加者特典
①1,000ぶんじ贈呈 ②学びに関する好きな本1冊(2,000円以内) ・facebook を使用できることを条件とします
(日々のやりとりに用います) |
日程 (予定) | 第1回 2/29(土) お米提出期限:11/28(土) (※日程は変更される可能性があります) |
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