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「一つ一つのいのちが大切にされる社会」なんて本当につくれるのか?

ファンタジー学部 2026

こんにちは。
クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主の影山です。

 

2024年12月1日、自分にとって2冊目となる本『大きなシステムと小さなファンタジー』を発刊しました。
これは、ぼくにとっては、この先の人生に向けての所信表明となるような本で、ぼくはここから、この本に書いたことの実現に向けて邁進していこうと思っています。

 

今、出会いたいのは同志です。
一人一人が、それぞれに思い描く人生の夢や実現したいことと、ぼくの本とのあいだになんらかの重なりを感じてくれる人。そうした人たちと、互いに少し踏み込み合っての「ぶつかり稽古」のようなことをできたなら、それは互いにとっていい刺激とインスピレーションと学びの場になるのではないか。
そして何かが動き出すとき、それが同時多発的であることは、現実を動かす大きな力になるでしょう。
一人一人が、それぞれのフィールドでそれぞれの形で動き出し、それらが有形無形に共鳴・共振し合しながら進むこと。

 

そうした、学びの場であり、発信源のような場をつくれないかと思い、ここに呼びかける次第です。

 

 

ある人に、『大きなシステムと小さなファンタジー』は「ポリフォニー(多声音楽)」なのですねと言っていただきました。
ポリフォニーとは、「複数の独立した旋律線(声部)が、それぞれの独自の動きを保ちながら協和して進行する音楽様式」のこと。確かに、と思いました。
この本の中にはいくつもの「旋律」が流れています。それらのいくつかは章という形で区切られてはいるものの、本全体を通じて流れている旋律たちも多く、それらが随所に入り交じるようにして顔を出してきます。そうした本だからこその面白さがあるのだと、著者としてはもちろん思いたいところですが、一方そうした本だからこそ、なかなか読み切れない、消化し切れないという声をいただくこともあります。

 

そこで、本学部では、そうした一つ一つの「旋律」に注目する形で、議論や学びを深めていきたいと思っています。
具体的には、本の内容を、個々の旋律へと分解してみたのが以下の図です。
 

 
<私>を起点として、そこから広がっていく世界があり、それを多くの場合は空間的な距離によって切り取って、それぞれの体系化を試みている内容がまずある。そして、それらをはさみ込むようにして、ぼくらのすべてを受け止め、促し、共に世界をつくってくれる目に見えない力としての「自然の理」、「創造的な想像力」への参照が随所にあって、全体を通じての水先案内人はミヒャエル・エンデ。

 

3月 ウォーミングアップ ~ガウディとサグラダ・ファミリア~ 『ガウディからの伝言』『ガウディ展』
4月 ポスト資本主義時代をどう生きるか? 『大分岐の時代』
5月 自分の時間を生きるには? 
6月 ▽の組織論 ~いかし合う関係と場の力~ 『オルフェウス』『清水さんの本』『ティール組織』
7月 ミヒャエル・エンデとファンタジーの力 『モモ』『エンデを旅する』
8月 社会システムをひっくり返す? ~経済、政治、教育~ 『シュタイナー』
9月 自分たちの力で、自分たちのまわりから面白くする ~コモンズ、自治~ 『シン・アナキズム』『<私>時代のデモクラシー』
10月 大きなシステムと小さなファンタジー

 

<開催形式>

・読書会は、全国からもご参加いただけるよう、ZoomやYouTube等のオンラインツールを用いて開催します。
・月に1人ずつ人物を定めて、探究し、対峙します。
(「第一の月」は【出発】の月として、この場の共通言語を育むため、2冊の本を読みます。「第六の月」は参加メンバーの投票で人物を選びます)
・人物1人につき最低1冊、共通の課題図書を定めます。それ以外にも、関連する書籍を自由に読み深めることを推奨します。
・月に2回、読書会を開催します。1回目は「予備戦」、もう2回目は「本戦」です(呼び名、考えたいです)。
・「本戦」の冒頭では、影山より30分程度、「その人物をどう読むか、どう対峙するか」についてお話をします。

 

・参加者は、「リングイン」メンバーと「リングサイド」メンバーに分かれます。前者は、影山と一緒にその人物/本にまつわる討議に参加します(予備戦+本戦)。後者はその様子に立ち会い、チャットやコメントの形で参加します。
・参加者は誰もが一度は、どこかの月で「リングイン」する必要があります。自分の興味ある人物をお選びください。
・毎月の「リングイン」メンバーは最大20名とします。全体で6か月あるので、参加者数は最大120名になります(もっともそんなには参加者が集まらないと思われますので、その場合は複数月、リングインしてくださる方を募ります)。
・「リングイン」メンバーは、課題図書は必ず読み、またそれぞれに+1冊程度は、その人物に関する書籍を読むことを推奨されます。そして、自分なりの考えをもって読書会に「リングイン」することが求められます。

 

・リアルタイムで参加できない方のために、読書会の様子は録画し、参加者はいつでも見られるようにします。
・月に2回の読書会と並行して、コミュニケーションツールdiscordを用い、日常的なやり取りを行います。
・読んでいく過程での気付きや疑問の共有が、読書会本番の時間をより深いものにしてくれると思います。また共に読む人がいるのを感じられることは、大きな励みになるだろうと思います。
・参加者のプロフィールページを作成し、相互に閲覧できるようにします。
・その他、スピンオフイベントや部活動など、この場をいかしての活発なやり取りが起こっていったらいいなと思います(地域別のオフ会、関連する映画の同時視聴会、その人物に深く関係する他の人物について学ぶ会など)

 


長くなってしまいました。

 

途中、レスラーとしての血が騒ぎ、熱くなってしまいましたが、基本、楽しくやれたらと思っています(笑)

「一つ一つのいのちが大切にされる社会」に向けての、おだやかで幸せな「革命(のようなもの)」は、自律分散的に起こっていくだろうと思います。それぞれがそれぞれのフィールドで、それぞれのやり方で。ただそれらをつなぐ「共通言語」のようなものがあったなら、それはいわば<地下茎>となって、地域と地域、人と人とをつないでいくことでしょう。

 

何よりもぼくら自身がその道行きを楽しんで、味わって。
共に、まいりましょう。

 
 

▼【関連動画】
『大きなシステムと小さなファンタジー』発刊記念イベント① 〜本づくりについて〜(2025年1月27日)

 
▼ 読書会の最初に使う3冊をセットで購入されたい方へ
【 ゆっくり、いそぐ読書会 2022 】スターティング・セット(3冊)
https://festina-lente.stores.jp/items/61f518a6110dda46875feb4d
 
▼【関連動画】
『ゆっくり、いそげ』のこれまでとこれから(2021年9月20日)
#ゆっくりいそげの旅 最終報告(2021年12月6日)
影山さん、読書会やるってよ。〜 自然 × いのち × 経済 〜(2022年2月3日)
 

「一つ一つのいのちが大切にされる社会」なんて本当につくれるのか?

概要

名称ファンタジー学部 2026
テーマ「一つ一つのいのちが大切にされる社会」なんて本当につくれるのか?
カレッジマスター影山知明
サブカレッジマスター浅田圭美
アシスタント柏岡紗季
開催時期2026年3月~11月
開催回数13回+α
曜日・時間土曜もしくは日曜の9:00~12:00を原則とする ※日本時間
メインキャンパス

・読書会は、全国からご参加をいただけるよう、ZoomやYouTubeを用いてのオンライン開催とします。
・また、日常的なやり取り用に、コミュニケーションツールdiscordを活用します。
・随時、オフラインでも顔合わせをできる機会を設けられたらと思います。

参加費

55,000円(税込)
※ただし、2026年3月1日時点で35歳未満の方は、38,500円(税込)とします。
※本参加費に書籍代は含まれません。図書館の活用を含め、それぞれに書籍の入手をお願いします。

定員100名(リングインメンバー:42名、リングサイドメンバー:58名)
最少催行人数12名
応募〆切【第一次】2026年3月2日(月)24時、【最終】2026年3月16日(月)24時
選考

【第一次選考】

2026年3月2日(月)24時までのエントリー内容に基づいて、第一次選考を行います。
それ以降もエントリーは可能ですが、月によっては「リングイン枠」が埋まってしまう可能性もありますので、早めのエントリーをおすすめいたします。

【第一次】、【最終】ともに、エントリーフォームの内容に基づき、カレッジマスターにおいて選考を行います。
※定員内であっても、お申込みをお断りする場合があります。

選考結果の通知

【第一次】は、2026年3月3日(火)24時までに

【最終】は、2026年3月17日(火)24時までに

いずれもメールでご連絡します。

振込期限【第一次】2026年3月11日(水)18時、【最終】2026年3月25日(水)18時
特徴

・月ごとに1人の「知の先人」を探求し、対峙します。
・月に2回の読書会を開催します。
・参加者は、「リングイン」or「リングサイド」の形で、読書会に参加します。
・誰もが期間中一度は「リングイン」する必要があります。
・リアルタイムで参加できない方のために、読書会の様子は録画し、参加者はいつでも見られるようにします。
・読書会以外にも、活発なスピンオフイベントや部活動が起こるといいなと思います。

・本読書会は「研究」を目的としていません。それぞれのフィールド、それぞれのやり方で構いませんので、具体的な「実践」へと結びつけていただけることを望みます。

現在、このカレッジには応募できません。

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